瞬間速読

「瞬間速読」は、様々な名作小説を速読できるアプリです。
語句が設定された速度で次々と画面に表示され、
眼を動かすロス無しの超速読書が出来ます。
◎新感覚読書体験、多数の名作を無料で全文収録

Android版で約10万ダウンロード、平均評価4.8、
日本で一番多く使われている速読ツールです。

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簡易1分間デモ

簡易1分間デモ。(Web上ではちょっとカクカクしてみにくいところがあります)
「星の銀貨」の全文を1分で読み終えることが出来ます。
GIFアニメーションです

ニュース

2017年07月:Android版 v1.3 公開!
2017年07月:待望のiOS版が登場!

~ 作者の雑記帳 ~

★このページについては、適宜更新していこうと思います。★

説明については、アプリのダウンロードページや、
アプリ内に十分に書いてあり、
「百聞は一見に如かず」で見ればすぐに分かるアプリであるため、
内容の説明については、ここでは省略します。
アプリをインストールして「はじめに~」を読めば、
すぐにこのツールの意味が分かるでしょう。

このページでは、もっと深く知りたい人のために、
「原理」や「仕組み」を解説します。

まずこのツールは、他によくある「速読を訓練する」ツールと異なります。
「誰でも自動的に速読ができるツール」かつ、
「継続すると脳力(認識力)が向上する脳力の訓練ツール」です。

なぜ誰でも自動的に速読ができるのか?
理由は大きく二つあります。

①眼球の跳躍性運動 & ページめくり動作という読書時のロスを撤廃。
  紙のレイアウトでは、あまり意識はしにくいですが、
  実は「文字を目で捉える」ことに、大きな労力を使っています。
  80%の時間が使われているとも言われています。
  これをソフト側が削減しているために、
  強制的に「本質的な読書時間(頭で処理する)」を増やせるのです。

②人間は全ての文字を読んでいない。脳内補完によって意味を高速に認識出来る。
  「はじめに~」の途中の例にも記載したとおり、
  人間は全ての文字を一字ずつ読むようなことはせずに、
  意味を直接認識しています。
  具体的には、以下のように書けば、何を言いたいのか分かってしまいます。
  「ケブンッリジ」 「だがいくの」 「けゅきんう」
  よく見ると一語ずつ意味不明ですね。
  これが認識出来る理由は、脳内で補完処理が起きているからです。
  この現象を利用し、適切な分量と適切な切れ目の単位で文を提示すれば、
  全ての文字を一字ずつ読むよりも、はるかに早く意味を認識出来る、
  ということになります。脳内の補完処理が上手く働くのです。
  しかも上記例ではひらがなでしたが、漢字混じりではそれがより強力になります。

余談:笑い話
=====
休み時間ヒマだったので、上司のパソコンに
「うんゆ」→「運輪」
「こくどこうつうしょう」→「国土文通省」
「せんじつは」→「先曰は」
「けっさん」→「抉算」
「ねんどまつ」→「年度未」
「しゃちょう」→「杜長」
「おくえん」→「憶円」
などを辞書登録しておいた。
辛いまだバレていないようだ。
=====

「幸い」の辞書登録を、実は上司に逆にやり返されているという話です。
ここで、「運輪」等の語句にしても、実際意味を認識出来てしまうでしょう。
これは、脳内補完が働いている証拠です。
漢字のほうが絵的に一瞬で語句の意味認識をしてしまう、ということです。


さて、「瞬間速読」では、①②を同時に提供しているため、
通常の方法で読書をするよりも「原理的に」早く読めるようになっているのです。
ここが他の速読方法と最も違うところで、
訓練して習得したり、目の視野を広げて認識したり、3行同時に読んだりなどの
何らかの修行をしなくても、「自動的に速読出来るようになっている」のです。

次に、このように自動的に速読を行い続けると何が起きるのでしょうか?

脳で処理する時間、補完する量を強制的に増やすことになるため、
通常の読書では上手く「脳」を鍛えることが出来なかったのに対して
脳の力を100%活かせるようになり、効果的に脳力を鍛えられます。
 (従来の腹筋運動では背中や腰を痛めてしまうが、〇〇〇ならば、
  直接的に腹筋にアプローチ、効率的に腹筋を鍛えられます!
  みたいな腹筋トレーニンググッズに似ていますね。
  別の要因で十分に力を発揮できていなかった脳に対して、
  最も効果的に作用し、脳力を鍛えることが出来るのです。)
これによって、「瞬間速読」を利用しないケースでも
より早く認識(読書)が出来るようになるります。

簡単ではありますが、以上が「瞬間速読」の「原理」です。
これによって、速読の訓練ツールではなく、
「誰でも自動的に速読ができるツール」かつ、
「継続すると脳力(認識力)が向上する脳力の訓練ツール」というわけです。
 訓練 ⇒ 速読が出来るようになる。 ではなくて、
 最初から速読が出来る、最初から結果がついてきて、さらに
 何か手法を覚えたり目のトレーニングをしなくても自動的に訓練にもなるのです。


上記の手法について、「日本で初めて」実現することに
成功したツールが「瞬間速読」です。
次にこの実現した「仕組み」について書きます。

「仕組み」は、大きく二つあります。
一つはスマートフォン(電子媒体)にて、
フラッシュ表示する、表示上の仕組みです。
これにも実は多数の工夫等があります。
最も重要な点は、どのような表示の仕方が読みやすいかは、
人によって個人差が大きいということです。
これは現在様々なオプションなどによって対応中です。
今後も様々な読みやすさを考えていく必要があるでしょう。

もう一つの仕組みは、裏方で、文章を区切る仕組みです。

日本語は、意味単位で上手な個数で区切ることが大変難しい言語です。
単純に単語単位に分割することを考えると、
切り方が分からないケースが多いだけでなく、
「て、に、を、は、が、の」などの一文字の語句をはじめ、
二文字の語句も大量に出てきます。二文字の語が連続では、
「これ」「では」「速読」「に」「向き」「ません」
「これでは」「速読に」「向きません」くらいにしたいですね。
瞬間速読を支える裏方の自動区切りツールでは、
「形態素解析」という文章解析の技術をベースにして、
出来る限り読みやすい区切りになるように、様々な工夫を凝らしています。

いくら本速読手法が優れていたとしても、
そこに投入出来る文章を作る(区切る)準備が大変では、
極少数の短い文章しか速読することが出来なくなってしまいます。
自動で区切っても十分に読みやすいものになっていれば、
大量の文章を速読出来るという現実的に使える手法になります。

2016年5月に初めてリリースした時点では、
自動区切りツールが不十分で、区切り後に多少のチェックが必要でした。
とはいえ、全て手で直していたら、「仕組み」の正しい「評価」と言えない点と、
手動で直すのはかなり手間であるため、修正は最小限にしています。
2016年12月のリリースまでに収録されている文章については、
この旧来のツールによって区切った文章が収録されています。
2017年6月のリリース時には、自動区切りツールを全面刷新しました。
この回から、完全に自動区切りツールのみで区切った文章を登録しています。
区切るのは自動といっても、アプリにデータを組み込んだり、
手作業は発生するために、青空文庫様のデータ全て登録、などはまだ難しいです。
(一番面倒な点は青空文庫様の特殊なフォーマット-文字コード外の文字など、です)

精度の向上など、検討要素はあるものの、まずは自動的な仕組みを得たことになります。
今後、この仕組みの活かし方も考えていくことになります。
 (なお、この仕組みごとスマートフォンに組み込むことは現実的ではありません。
  区切り処理はそれなりに計算量や辞書のデータ量もある「重い」処理なのです。
  もしスマートフォンから直接区切る場合は、サーバ上の処理経由で区切り結果を取得します。)

例えば英語圏の同様サービスにおいては、ニュース配信を速読出来るようにして、
速読サービスを売る会社を立ち上げているようです。
良い活用アイデアと熱意がある会社/人に、この仕組みごと提供するのも良いかもしれません。

 <つづく> (後日更新)

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